皆様も過去に購入された物品をほとんど使用・利用せずに時間が経過し、掃除・片付けの際に発見し、そこで初めて使用・利用してみるという事があるのでは。その物品の状態によっては「使えない。。。」「壊れている。。。」等々という状況も多々あるのではいでしょうか。もちろん、「これは使える!」「もっと前から使えば良かった。。。」という事もあると思います。
今回、10年前に購入した一眼レフ型のデジタルカメラを思い出し数回使用したことはあったのですが、使用してみました。この10年という期間は日常利用(携帯性=撮りたいと思った瞬間に撮影可能)という観点においてデジタルカメラ→携帯電話内蔵カメラ→スマートフォン内蔵カメラへと急激に進化していった期間と考えられます。カメラ機能のみならずこれに動画撮影機能も併せ持つスマートフォンの存在は絶大と思います。この状況で今回、いわゆるカメラを使用してみて感じたのは「小さなファインダーの窓から被写体を確認」しピントを合わせる過程が自分だけの世界というか、集中できるというか、言語化出来ないのですが新鮮でした。カメラ本体とレンズ部分を手で合体させるステップも手触り感がありこれも新鮮な感触でした。メカをいじっている様な感覚。このカメラ使用にハマりそうです。(先輩諸氏から「お前は趣味とか何か好きなことも見つけるべき。」とアドバイスを頂き続けてきたにも関わらず、はや数十年があっという間に経過してしまい、この歳の「今」その何かを今、探している気がします。)
上記の通り、10年前購入のカメラ(Canon EOS Kiss X7)ですが、すでに筆者の様な経験のないユーザーでも撮影したい対象があればこれに対応する機能が十分に用意されていると思いました。以下は付属していた望遠レンズを利用の上、撮影した写真(データをPCに取り込んだ後、鳥部分を拡大)です。被写体はネット検索してみたところ、埼玉県の以下サイトに「田んぼの鳥サギ類」https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/27960/14822.pdfという詳しい説明があり、おそらくその特徴から「コサギ」と思われます。地方公共団体のホームページは日々の生活に必要な情報のみならず興味深い情報も豊富であることも認識できました。サギは飛行する際にはその長い首部分を折り曲げているんですね。カメラという機材を使用する事自体も新鮮だったのですが、撮影した被写体について調べてみると知らない事ばかりでこれもまた新鮮で、色々な観点から今後、カメラを使用してみたいと思いました。
皆様もどこかに眠っている物品を今一度、引っ張り出してみてください。きっと何か「今だから」発見、感じる事、等があると思います。

以上となります。